権正寺の家3
築40年以上経った実家を、2世帯同居を機会にリノベーション。
劣化・退色した鉄板の外壁は、杉板を縦張りして押縁でおさえるデザインに張り直しました。
無断熱だった床・壁・天井には断熱材を入れ、アルミサッシ+シングルガラスの窓は樹脂サッシ+トリプルガラスで断熱リノベーション。中央を通る廊下の両側に4つの個室という2階は、間仕切りを最小限に減らしたオープンな1室空間になり、エアコン1台で冷暖房できるようになりました。くらしのスタイルにあった、使いやすくて明るい快適な空間になっています。
2階に新設した造作キッチンは、テーブルを兼ねたカウンターのデザインに。ダイニングの壁は質感のちがうブリックタイルと磁器質タイルで、ワークスペースの壁はオレンジ色の塗装をアクセントにしました。壁パテ・ペンキ塗り、壁の板張り、タイル張り、間仕切り兼用クローゼット、壁面本棚などなど、職人さんの力を借りながらオーナー夫婦でDIYしました。