DESIGN 設計・プラン
フラグシップの設計コンセプトは、「ほどよく、ちょうどよいこと」。
日々のくらしに不足なく、でも作りこみすぎない。一見ものたりなく地味なくらいが、くらしやすくてここちよい。
そして、家の中のここちよさは、外とのつながりを大切にしてこそ生まれます。
「人に、環境に、まちなみにやさしい家であること」も、もうひとつのコンセプトです。
シンプルにつくる・
小さくつくる
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くらしの変化をうけとめる
住宅の設計はできるだけシンプルな方がいい、とわたしたちは考えています。一緒に暮らす人数が増えたり減ったり、時間の使い方が変わったり、わたしたちのくらしはどんどん変化していくものです。間仕切りしすぎないおおらかなプラン。作りこみすぎない余白のあるインテリア。メンテナンスのしやすい素直なかたち。シンプルであることは、くらしを快適に保ちながら永く住み続けていくためのポイントです。
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小さいこともいいことだ
富山県は住宅の面積が大きいことで全国的に知られています。でも、使わない部屋が増えたり、手入れが負担になったり、くらしが変化してきた近頃は家が大きい故の悩みもあります。今、家をもつということは、自分のくらしの価値観と改めて向き合うことかもしれません。小さい家でも、設計次第で暮らしやすくいごこちのよい家になるとわたしたちは考えています。高さのメリハリ、視線の抜け、外とのつながり、光や色など、空間の広がりを決める要素が床面積だけではないことに気がつくと、家づくりはもっと自由で楽しいものになります。
環境を活かす・
環境に活かされる
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設計は敷地をよみとることから
日当たりや風向き。地面の高低差や道路とのつながり。まわりの景色。その敷地がもっている特長をよみとることから設計は始まります。いごこちのいい場所、ながめのいい場所、落ち着く場所、外から見えにくい場所など、場所にあった空間の配置とそのつながりを考えることから始めます。
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自然のエネルギーを上手にとりこむ
適度に軒・庇を出すと、夏は室内に強い陽射しが入るのを遮り、冬は低い太陽の光を室内によびこみます。ちょうどいい場所に窓をつけて、湿気がこもりやすい時期も、窓をあけて換気をすることができます。光や風を室内に上手にとりこむことで、空調や照明などの設備を減らして家の中を心地よく保つことができるので、家全体のエネルギー消費量を小さくすることができます。
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まちなみにとけこむ家でありたい
家は自分だけのものではありません。家はまちなみをつくるものだから、ずっと前からその場所にあったような家、これからもその場所にあってほしい家でありたい。高さ、素材、色など外観デザインに気を配り、アプローチ、ガレージもあわせて、まちなみにあった佇まい、環境にとけこむ姿であることを大切に設計します。
家具・照明・庭まで
トータルに提案する
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大工さんとつくる家具や収納
使い勝手がよく、家の雰囲気やインテリアにあわせた家具・収納は、フラグシップで設計し、大工さんが造作します。持っているもの・使いたいものと素材やサイズをあわせたり、限られた空間を無駄なく使うことができるように設計しています。既製品をくみあわせてコストを抑える工夫もしています。
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ちょうどいい明るさを
おちついた心地よい空間を演出するには、照明の役割がとても大切です。場所と目的にあった大きさ・明るさ・デザインの器具を選んで、「ちょうどよく」配置することがポイントです。明るすぎる照明は、広さを感じられなくなるばかりか、エネルギーの無駄づかいになってしまいます。
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庭で暮らしを豊かに
アプローチや玄関廻りなどの外構・庭は、家の顔となってまちとつながる大切な場所です。庭に植えた樹木は陰をつくったり風を遮ったりする役割だけでなく、季節の移り変わりを感じさせてくれます。窓から見える緑の景色、室内に映る葉や枝の陰、庭で触れる土や草花の匂いが、くらしの豊かさ、心の癒しを与えてくれます。